基本情報|籾、玄米、白米、分づき米の違いとは | どんこん天草

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2023/06/09 20:57

籾(もみ)

田んぼで稲刈りをして、実の部分だけを脱穀して取り出した状態のものが「籾」です。

玄米

籾の殻を剥いた(籾摺り作業)ものが「玄米」です。


白米・分づき米

玄米の表面を削った(精米作業)のが、一般的に流通している「白米」です。また、玄米と白米の間には「分づき米」というものがあります。


・3分づき米
糠層(ぬかそう)は約30%除去され胚芽が残っている。
ほぼ玄米に近い状態
・5分づき米
糠層(ぬかそう)は約50%除去され、胚芽はほぼ残っている
玄米と白米のちょうど中間
・7分づき米
糠層(ぬかそう)は約70%除去され、胚芽が一部残っている。
お米に白さがあり、食感や味は白米とほとんど変わらない。

  


栄養素

お米の栄養素のうち、脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などが、主に糠層と胚芽部に含まれているため、白米より玄米のほうが栄養豊富といわれています。

玄米よりは栄養が少なくなりますが、白米より栄養が含まれているのが分づき米です。

玄米の食感などが苦手な方もおられますが、分づき米であれば玄米ほど食べにくさを感じにくいのでおすすめです。


玄米には農薬が残っている?

農薬は一般に脂に溶けやすく、脂質が多い糠や胚芽にたまりやすいため、糠や胚芽を取り除いていない玄米の方が農薬が残っている言えます。

また、農薬は糠や胚芽の中に残っていますので、単に洗うことで完全に取り除くとこはできません。

玄米を選ぶ時には、無農薬の商品を選ぶ方が安全・安心です。


どんこん天草のお米・玄米は、農薬・化学肥料を一切使用しない自然栽培によって育てておりますので、安心して食べて頂けます。